家族談議



鶏ハム粒マスタード、味卵、ナスとオクラの揚げびたし、いぶりがっこ、カボチャの塩バター、セロリのピクルス、胡麻キャベツをつまみながらテーブルを囲み、どのハウスメーカーでどんな間取りにするか自家製キウイジャムのソーダ割りを飲みながらの談話

ドラゴンボール大好き小3の三女は部屋をドラゴンボールに出てくる「精神と時の部屋」風にして欲しいと嘆願。何を目指しているのか話が見えない。推しメンはミスターポポ

実写版涼宮ハルヒの様な中1の次女。そもそも高校に進学することは時代に合ってないとの持論。場を凍てつかせ進行を妨げる天下無双。推しメンは北洲ハウジング。理由は「完璧な私にピッタリな家だから」と

妻はキッチン回り以外お好きにどうぞと言いながら屋内ガーデニングのスペースを虎視眈々と狙っている。まるでライオンの失速を眺めるヨダレまみれのハイエナだ。推しメンはBESSの家

読書とゴリパラ見聞録をこよなく愛する大学生の長女はいぶりがっことクリームチーズを合わせて食べながら就職しても家に居座るための領地確保と二人の個性的な妹を隣国にしないための画策。推しメンはゴリけん

そして僕は最終的に妻と二人だけになる現実的なイメージよりも、将来娘達の結婚生活がうまくいかず出戻りしたとき迎え入れることができる家をつくる目論見を誰にも見抜かれないように暗躍する三流諜報員。推しメンはオーガニックハウス



こういう時間が何よりの幸せ

 

こんな日常を送れることを家族に感謝します

 



ふと「大きな森の小さな家」の一節を思い出す



【豪華な宮殿 はなやかな暮らしも わが家にまさる 物はない】