アンバランスな円満



自分で言うのもなんだが、わが家の3人娘はみんなパパっ子だ



嬉しいことだが長女は18歳になっても僕の周りに纏わりつく



次女と三女は僕の膝の上をいつも取り合っている



そんな日常で僕と妻は、ケンカという程ではないが時々言い合いをすることがある



僕と妻の意見が分かれると子供たちは、ほとんど僕の意見に賛同する



別に大人の話し合いだから賛同してくれなくてもいいのだがいつもそうなる



妻としてはこの組み分けも気に入らないようだ。当たり前だが僕が正しくない時も多いから



無条件に加わった僕の援軍たちは妻から「あなた達もそういう考えなら○○するから」などとペナルティーを言い渡され怒りの二次災害に見舞われている



友軍の娘たちにまでバシバシとばっちり攻撃が放たれる



なぜこうなってしまうのか?



それは妻の日常の言動に原因がある





たびたびブログにも登場する愛しの妻は良く言えば独特の感性の持ち主、悪く表現するならば “自分の答えを信じすぎている”



子どもたちに有無を言わす余白を残さない。だから子供たちはそれぞれ不満を持ってしまう



僕は子供の意見を聞くところから話を始めるのに対して妻は最初から決めつける



よほど危ないことや常識外れなことなら頭ごなしに言ってもいいと思うが、それ以外はまず聞くべきと言うのが僕の意見。だがそんな僕の姿勢は、妻からみれば不必要だと。聞いたところで、意見はやがて言い訳になり屁理屈になると。どっかの居酒屋でよく見る”オヤジの小言”シリーズで「子の言うことは八九聞くな」をそのまま歩く彼女



あながち間違いではないけど、ちょっと行き過ぎかな…





対局の夫婦だからこそぶつかるが、チームとしては良いバランスを保っていると思う



たまに憎たらしい日もあるが頼もしい戦友だ





ちなみに先日、妻が不在の時、子供たちと ”ママ” の話になった



子供たちの口から、堰を切ったようにクレームのオンパレード



普段言えないもんだから、本人がいないことをいい事に



「ママってさ~、自分には甘いくせに人には言うよね~」

「パパもさ、ママの言うことききすぎじゃない!?」

「交換条件が大人げないし、自分さえ良ければ感が強すぎる」



まあ…まあ…



フラストレーションを浄化させるためにも言わせよう



だけど、見方を変えればカワイイ人じゃないかと子供たちをなだめた



確かにストレートで自分本位だが悪気は無いし裏表もない



妻の良さは通訳しないと伝わりにくいのだ





クレーム大会の真っ最中、子供たちの熱が上がったその時に



「ただいま~」噂の妻が帰ってきた



鈍感な妻もさすがにヘンな空気感を察したのか「みんなどうかした?」と



僕はとっさに言った「ママ遅いねって話してた」



単純な妻はあっけらかんと「あら、そうなの♪みんなの冬用の下着買ってきたよ~」





こういう一面も僕の好きなところ。普通だったら「なんか怪しい」などと勘ぐりそうな場面をスルーして堂々と次に移動できる



この人の素朴で簡素でわざとらしくない人間らしい魅力を、いつの日か子供たちにも分かってもらえるように僕は精一杯努めよう



難易度は高いが…汗



犬と猫