クリスマスと聞いて真っ先に思い出すのが「JR東海シンデレラエクスプレス」シリーズのCM
そして欠かせない山下達郎さんの「クリスマスイブ」
少年だった僕に、クリスマスへの特別感と憧れを抱かせた眩しいワンシーン
そりゃあんなシーン見たら子どもでもクリスマスを夢見ちゃいます
シリーズの中でも特に印象的なストーリー
1988年放送のシンデレラエクスプレス。深津絵里さんが現れない恋人を想い涙を浮かべる。悲しむ彼女の前に、サプライズで隠れていた彼が、プレゼントのラッピングの鈴を鳴らしムーンウォークで登場する。ハイカラでスマートなカッコ良さと、彼と逢えたことへの安堵感に子供ながら胸がキュンとした。彼が彼女を抱きしめクルリと回った時はとても嬉しかった♪
『会うのがいちばん』のキャッチフレーズ
当時このCMを見た誰もがキュンキュンしたのでは♪
その先のストーリーを想像させるとてもロマンチックな数十秒
大人になった今あらためて観ると、携帯もメールもない時代ならではの良さ、待ち合わせのドキドキや、もどかしさ。思いがけないサプライズが初々しく、とても新鮮に感じられる
僕の中の『クリスマス』は少年のころ刻まれたこのCMの印象から更新されていない
大人の恋を経験していない思春期の僕にとても印象深い記憶として残してくれた
クリスマスの楽しみ方がイマイチ分からない僕だけど、毎年この時期がくると思い出す、懐かしく素敵なワンシーンはいつまでも微笑ましい