子供の頃に観たコマーシャルはインパクトのあるものが多かった
いまだに時々思い出したり、メロディーが浮かんだりする
当時、宣伝の主旨が理解できていなかったのに、これだけ人の記憶に残る映像を作ったのだから今も昔も制作者の方々の創造力にはただただ感服する
とりわけ強烈に刻まれているのはサントリーローヤルのCM
砂漠の上を歩く奇天烈な集団とエキゾチックな音楽
確か、小学校低学年くらいだった僕には少し怖い映像に思えたが異国の砂漠に不思議な魅力を感じた
イマジネーションとはこういうことだと思う
『あんなオトコちょっといない。』のセリフも印象的
誰もいないところでひっそり真似て呟いていた
それから、今でも時々YouTubeで観たくなるのがサントリーオールドの「家族の絆」シリーズ
まるでドラマや映画のワンシーンのようなCM
父と娘のやり取りにちょっと自分と娘たちを重ねてみる
切なくてやるせない気持ちと温かさが伝わってくる
いつ観ても胸がキュッとなる作品
『人生、おいしくなってきた。』のナレーションに酔いしれる
いかん、いかん
深酒する前に撤収しよう
いや、もう一杯