「アナと雪の女王」が子供の心に届けた贈り物


 
 
5年前、わが家の次女はアナと雪の女王を観て釘付けになり「また観に行きたい!」と何度もせがむので結局計6回、映画館に連れて行ったことを思い出す
 
 
そして懇願されて買ったエルサのドレスを着て、毎日のように三女とアナ雪ごっこをしていた次女
 
 
ドアを締め切った部屋から聞こえてくる声は「来ないで!もう一緒には暮らせない」と幼稚園児の三女に向かって語る次女。完全にエルサになりきっている。部屋から聞こえてくるそんなやりとりを僕は可笑しくも微笑ましく聞いていた
 
 
エルサに憧れ、エルサに夢を見ていた次女
 
 
そんな「アナと雪の女王」を観て思うことがある
 
 
圧倒的に女性から大人気、子供から大人まで幅広く魅了する「アナと雪の女王」はいい意味で女性の自立を促しているように感じる。これはとても素晴らしいこと。男だから、女だからと自分の中でこだわることはあっていいと思うし、「特徴」や「性質」にこそ違いがあるが、今は男女の「役割の壁」なんてない時代。女性の活躍に頼もしさと明るい未来を想像する
 
 
男女の垣根なく、自分の個性と資質と優しさで自分の未来を切り開いてほしい
 
 
竜は一寸にして昇天の気あり(大成する人は子供の時から天に昇ろうとする気概があるという意味)
 
 
子どもたちよ、「魔法使い」でも「ルフィー」でもなんでもいい。とにかく憧れを持つことが大事だ。その憧れはやがてリアルな人物に変わっていくかもしれない。何かになりたいという気持ちを強く持っていればどこかのタイミングでなりたい自分に出会えるから
 
 
そして求めた者にだけにチャンスの足音が聞こえてくる。そこで試練と向き合い、夢や願いが叶うのさ
 
 

なんでもいい
 
 
なんだっていい
 
 
夢中になればそれでいい



ドレスを着て歩く女の子