家族談議②



夕飯が終わり週末なので、家族でダラダラ話していた



なぜか話題はドラえもんの話になった



そこから次女が「ドラえもんのキャラクターを一人選んでその人を褒めるゲームをしよう」と提案



一番上手く褒めた人が勝ちになるゲーム。面白そうだ!



言いだしっぺの次女はのび太のママ、長女はジャイアン、三女はのび太、妻はジャイ子、僕はスネ夫のラインナップになった



バトルスタート!



(次女):「のび太のママはドラえもんを家族の一人として大切にしている」


(長女):「ジャイアンは普段は乱暴な奴だが映画では一番男らしい」


(三女):「のび太はだらしないが最後にしずかちゃんに選ばれるくらいだからいい奴の塊だ」


(妻):「ジャイ子は出木杉君に好かれている」と言い皆にそんな事実はないと突っ込まれあっけなく終了



まあこんな程度だろう。僕はこれでも家族の中では一番口が強い。これを論破せず何が父親だ!と思い本気を出すことにした



(僕):「まず皆に考えて欲しい事は、スネ夫は誰よりも一般の人に近いという事実。世の中の人はジャイアンほど乱暴じゃないし、出木杉君ほど優等生ではないし、のび太ほどだらしなくはない。そう考えると少しズルくて運動も勉強も平均的なスネ夫こそが世の中の一般的な人間なんだ」と話した



ここまで言って自信たっぷり、少し”したり顔”の僕は三女から「だから何?平均的って話じゃなくて褒めるって話じゃん。パパ脱落」と言われた



僕は頭が悪いのかもしれない



放心状態の人形