いくら眺めていても飽きない
どこか儚げで他人行儀、それでいて哲学的
薄い硝子が記憶の残像と微かな思い出を蘇らせる
迷いも五感も砂と一緒に吸い込まれていく
人の一生も砂の量が見えない砂時計
昼下がり、そんな想いに時を巡らせる
ビロードで装飾されたお気に入り砂時計
その時間、6分13秒
一体何を意味するのか?
ひっくり返しては砂を眺め「時」は刻々と進んでいるというなんとも当たり前な感想を抱く
僕の一生も砂の量がわからない砂時計
時間は有限であるという当たり前のことを僕にそっと伝えてくれる
だからすべてを「時の流れるままに」とは委ねられない
瞬間を大切にせよとスピリットに訴えかけてくる砂時計
ここらで一度死んだと思って日々に挑もう
「身を捨ててこそ浮かぶ瀬もあれ」
納得して心意気を整えれば少しだけ体に生気が漲る
何を成せるかは問題じゃない
ただ、自分だけには負けられない