実は僕の8月と9月は散々だった…
8/8 ひどい腹痛、体温37度
8/11 救急病院で受診、診察結果 ”お腹の風邪” 体温39度
8/16 腹痛が治まらず別な病院で診察
8/21 まだ痛い、通院、痛みを訴えたが様子を見ましょうとのこと
8/26 痛みに耐えられず総合病院にて診察、強制的に緊急入院
9/16退院
本当にびっくりした
結局は、腸に3センチの膿瘍ができていて破裂する寸前だったらしい
耐えられない痛みに、体の中で何かが起きている予感はしていたが…
食事をとれない点滴生活
膿瘍は3㎝→1.2㎝→1.9㎝と不安定に変動した
手術か投薬治療かで担当医を迷わせる病状…
結局は点滴で悪化を抑えながら3週間、完全には完治することなく経過観察となり退院を迎えた
入院中は別な国で生活している感覚になるくらい非日常だった
だからこそ、この経験をただのネガティブと捉えずに過ごそうと思った
思考を整理する時間帯にしよう
家族と過ごせる幸福感が身に沁みる時間になった
仕事ができる喜びを実感した
読書とTwitterをじっくり楽しむ時間になった
健康に対する意識が芽生えた
病院で開催された折り紙教室に参加し普段交わらない人との会話を楽しんだ
看護師さん達の素晴らしい仕事ぶりを拝見できた
自分の一生について漠然と考える時間になった
両親へ改めて感謝をするいい機会になった
そして何より普通の日がどれだけ貴重な日々なのか改めて実感する
40代にして初めて健康を意識した
よく妻に「野菜を多めにとって」と言われても無視していた罰かな?
もしかして神様が「オマエは少し休め」と休憩をくれたのかな?
それとも大病になる前に小病を経験させてくれたのかな?
そんなことを考えながら痛みに耐えつつ、何度も何度も家族の顔が脳裏に浮かんだ
家に帰ったら子どもたちを抱きしめる
妻に感謝を伝える
好きな入浴剤をたっぷり入れて風呂を楽しむ
ゆっくりビールを味わう
みんな揃って食事をする
振り返るとやりたいことは日常やっていたことばかり
いかに日常が大切なもので溢れていたのか改めて気づく
“病気”という不運とダンスを踊った僕の一か月
自分に起こった出来事をどう解釈し受け止めるのか?
不運ととるのか転機ととるのかは全て自分次第
意味のない出来事は人間には起きない